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一目でわかるレクサスのラインナップ一覧|種類ごとの特徴と選び方

「レクサスって種類が多すぎて、正直どれが自分に合うのかわからない……」。

SUVだけでもサイズ違いがいくつもあって、BEV(電気自動車)やハイブリッド、プラグインハイブリッドまで混在。しかもセダンやクーペ、ラグジュアリーミニバンまで選択肢は広大です。

――でもこの記事を見れば大丈夫。

まずは全体像をざっくりと掴み、次にあなたのライフスタイルに最適な1台を絞れるようにお手伝いします。読み終えるころには、“何を買えばいいか、何を見れば良いか”自信を持って進めるはずです。

目次

まずは全体像:レクサスの「種類」を地図化する

レクサスは車型(SUV/セダン/クーペ/MPV)電動化の度合い(BEV/HEV/PHEV/ガソリン)のかけ算で理解すると迷いにくくなります。日本の現行モデルを俯瞰すると、下表のような構成です(公式サイトのモデル一覧ベース)。Lexus

レクサス現行ラインナップ早見表(日本)

車型モデル主なパワートレーンの方向性駆動ポイント(役割・立ち位置の目安)
BEVRZ / UX300eBEV(電気)FWD/AWD ほか静粛・滑らかさ。自宅/職場充電や普段の移動距離が決め手。RZはミドルSUV、UX300eはコンパクト寄り。 Lexus
SUVLBXHEV(1.5L級)2WD/AWDコンパクトSUVの新基準。“小さくても上質”。街乗り中心の取り回しと上質感の両立。Lexus
UXHEV専用(2.0L級)2WD/AWD都会派クロスオーバー。現行は全パッケージ電動(HEV)のみ。Lexus
NXPHEV/HEV/ガソリン2WD/AWD次世代レクサスを象徴。PHEV「450h+」あり、万能性の高さが魅力。Lexus
RXPHEV/HEV/ガソリン2WD/AWDブランド中核SUV。走り~快適のバランスが秀逸。「RX500h」など多彩。Lexus
GXガソリン(3.5Lターボ)AWD本格オフローダー。アウトドア性能と上質さを両立。Lexus
LXハイブリッド(LX700h)/ガソリン(LX600)AWDフラッグシップSUV。歴代初の電動化「700h」を設定。Lexus
セダンLS / ES /(IS)HEV中心 + 一部ガソリン2WD/AWDフラッグシップLS、実用と上質のES。なおISは日本で販売終了のお知らせ(2025年9月)が掲出。Lexus
MPVLMハイブリッド(2.4LターボHEV)AWD後席体験を極めた“ラグジュアリームーバー”。4/6名構成。Lexus
クーペLC / RC / RC Fガソリン/HEV(設定は市場により)2WD ほかデザインとドライビングプレジャーの象徴。Lexus

※ 本記事は「種類と選び方」に焦点を当てています。価格や細かな諸元は公式をご確認ください。ラインナップは市場や時期により変動します。


電動化タイプを先に決めると、候補が一気に絞れる

「どのボディにするか」よりも先に電動化のタイプから考えると迷いが半減します。下の整理を目安に、まず“軸”を定めましょう。

電動化タイプ向いている使い方メリットの体感要確認ポイント
BEV(RZ/UX300e)自宅/職場で充電できる、毎日の移動距離が概ね一定静粛性・レスポンス・給油からの解放充電インフラ、出先の急速充電計画。RZはミドルSUVでゆとり、UX300eは取り回し重視。Lexus
PHEV(NX/RX)普段は電気だけ、休日は遠出も多い近距離は“ほぼBEV”、長距離はガソリンで安心充電できると真価発揮。車重増による積載/走行感のチェックを。Lexus+1
HEV(LBX/UX/ES/LS ほか)充電設備なし、燃費と扱いやすさ重視給油のみでOK、街中での扱いやすさ走り味は車種差が大きい。必ず試乗でフィーリング確認。Lexus+1
ガソリン(RX350/GX/LX600 ほか)ダイレクトな加速や長距離高速巡航が多いパワーと航続の安心感都市部メインならHEV/PHEVとの差を要比較。Lexus+2Lexus+2

車型ごとの「らしさ」を理解する

SUV:使い勝手と安心感の王道

SUVはボディの“懐”が深く、家族ユースからアウトドア、長距離移動まで守備範囲が広いのが魅力。LBX→UX→NX→RX→GX→LXとサイズと用途が段階的に上がります。RZ/UX300eはBEVですが、パッケージングはSUVです。Lexus

  • コンパクト派(LBX/UX):都心の立体駐車場や狭いコインパーキングでも扱いやすい。LBXは1.5LクラスのHEVで軽快、UXは現行モデルがHEV専用になり、日常域の扱いやすさに磨き。Lexus+1
  • 万能派(NX)PHEV/HEV/ガソリンの三択が強み。PHEVは平日の通勤・買い物をほぼ電気で済ませつつ、週末は航続不安なく遠出できる“いいとこ取り”。Lexus
  • 大人の余裕(RX)PHEV、ハイブリッド、ガソリンと多彩。静粛性や乗り心地、積載のバランスが良く、家族旅行~接待移動まで幅広くこなします。Lexus
  • オフロード本格派(GX):ラダーフレーム系譜のプレミアム・オフローダー。悪路も舗装路も“上質に走破”することを狙ったパッケージ。アウトドア趣味が生活の中心にある人に。Lexus
  • 究極の余裕(LX):圧倒的な存在感に、歴代初の電動化「LX700h」を加えて選択肢が拡充。7人乗りや“EXECUTIVE”など、用途別の作り分けが明確です。Lexus

セダン:静けさと所作の美学

セダンの魅力は、低い重心と前後重量配分のよさが生む上質な走行フィーリング。レクサスではLS/ESが中核。なおISは2025年9月の販売終了がアナウンスされており、在庫や時期により取り扱い状況が変わる点は留意を。Lexus

クーペ:感性に触れる「乗る宝石」

LC/RC/RC Fは、走りの愉しさと造形の美しさで選ぶ人が多い領域。実用一辺倒ではないからこそ、“運転が趣味”という価値を日常に持ち込みたい人に響きます。Lexus

MPV:後席が主役という選択肢

LMは“移動が休息になる”後席体験を追求したラグジュアリームーバー。4人乗り/6人乗りを用意し、商談や長距離移動で「到着した瞬間に調子がいい」を狙うパッケージです。Lexus


失敗しないための「サイズ」と「使い方」の合わせ方

「家族構成」「駐車環境」「普段の道」「休日の過ごし方」。この4つを重ね合わせると、過不足のないサイズ感が見えてきます。

4つの視点チェックリスト

視点よくある状況向いているサイズ感の例補足
家族構成ひとり or ふたり暮らしLBX / UX /(セダンES)後席は“乗れる”より“快適”かで判断。LBX/UXは普段づかいの気軽さが強み。Lexus+1
夫婦+小さな子どもNX / RXチャイルドシート+ベビーカーの出し入れやすさを現車でチェック。Lexus+1
3世代/多人数RX(7人設定市場は要確認)/ GX / LX / LM人数だけでなく荷物量も忘れずに。LMは“後席の質”が別格。Lexus+2Lexus+2
駐車環境機械式・高さ制限ありLBX / UX / セダン都市部では“全高と全長”が現実解。SUVでもLBX/UXは収まりやすい。Lexus+1
普段の道生活道路が狭い・曲がり角多いLBX / UX / NXコンパクト~ミドルで視点高めのSUVは見切りが良い。Lexus+1
休日の過ごし方キャンプ・スキー・ダートGX / LX / “OVERTRAIL”系走破性パッケージやAWD制御の違いが効く。Lexus+1
美術館やホテル巡りRX / ES / LS / LM静粛・乗り心地・所作の美しさを重視。Lexus+1

モデル別の「押さえどころ」を短時間で理解する

BEV:RZ/UX300e

  • RZ:ミドルSUVのBEV。静粛・滑らかさが魅力で、日常~長めのドライブまで“電気で過ごす生活”を描きやすいサイズ感。Lexus
  • UX300e:コンパクト級BEV。市街地での取り回しが軽く、充電環境の整った生活者にフィット。Lexus

コンパクト~ミドルSUV:LBX/UX/NX

  • LBX(HEV):1.5Lクラスのハイブリッドで、軽さと上質感の“いいとこ取り”。毎日の街乗りを上質にしたい人へ。Lexus
  • UX(HEV専用):現行は全パッケージHEV。静かで扱いやすく、都心の生活インフラに馴染む。Lexus
  • NX(PHEV/HEV/ガソリン):選択肢の多さが武器。PHEV「450h+」は平日電気・週末無充電の長距離もOKという現実解。Lexus

アッパーミドル~ラージSUV:RX/GX/LX

  • RX:快適性・静粛性・積載の“中庸の美”。PHEV/HEV/ガソリンから選べるため、ライフスタイルに寄せやすい。Lexus
  • GXプレミアム・オフローダー。悪路走破を前提としつつ、レクサスらしい上質さを両立。Lexus
  • LX:フラッグシップ。**LX700h(ハイブリッド)LX600(ガソリン)**の二本柱で、乗車定員や“EXECUTIVE”“OVERTRAIL+”など使い方に合わせた作り分け。Lexus

セダン:LS/ES(+ISの最新状況)

  • LS:フラッグシップセダン。高い静粛性とホスピタリティが際立つ。
  • ES:後席快適性と扱いやすさのバランスが光る日常~長距離の万能選手。
  • IS2025年9月販売終了の案内が出ているため、日本での新車選定では最新情報の確認が必須。Lexus

クーペ:LC/RC/RC F

  • LC:官能的なグランドツアラー。
  • RC/RC F:日常域でも“走りの快感”を濃く感じたい人へ。
    (クーペは実用性より感性の優先度が高い分、試乗でのフィーリング確認が何より大事。)Lexus

MPV:LM

  • LM(HEV):4人/6人の2タイプ。後席での時間価値を最大化した“動くラウンジ”。送迎・長距離移動・社用にもフィット。Lexus

よくある誤解と、サクッと解決

  1. 「BEVは遠出できない?」
    充電計画は必要ですが、近年は高速SA/PAの急速充電器が整備されつつあります。RZなどのミドルSUVなら居住・積載の面でも長距離の現実解に。普段の移動距離と充電環境を先に棚卸して選びましょう。Lexus
  2. 「PHEVは重くて走りが鈍い?」
    確かにバッテリーぶんの重量は増えますが、電モーターのトルク立ち上がりが早く、街中はむしろキビキビ。NX450h+/RX450h+は“平日電気・休日ガソリン”の二刀流で、実用上の安心感が大きい。Lexus+1
  3. 「コンパクトSUVはチープ?」
    LBX/UXはサイズを理由に“妥協”するタイプではありません。視界や取り回し、静粛、内装材の質感など、小ささを利点に磨いた上質さが魅力。Lexus+1
  4. 「オフロード系は街中で疲れる?」
    GXは悪路走破性に軸足を置きつつ、舗装路でも“レクサスらしい滑らかさ”を目指した作り。普段は街、休日は山という二面性に応えます。Lexus
  5. 「大型SUVはもはや時代遅れ?」
    LXはハイブリッド“LX700h”の追加で選択肢が広がりました。必要な積載・牽引・多人数移動にきちんと応える“道具”としてのアップデートです。Lexus

3ステップの選び方:今日から動ける実践版

STEP 1|電動化タイプを決める

  • 充電環境がある → BEV or PHEVを中心に。
  • 充電環境がない → HEV中心、長距離ならガソリンも候補。
    (RZ/UX300e=BEV、NX/RXにPHEV、LBX/UX/ES/LSなどにHEVが設定)Lexus+4Lexus+4Lexus+4

STEP 2|サイズを決める

  • 駐車場制限・生活道路の幅・家族構成・荷物量で現実的な上限サイズを決める。
  • 迷ったら一つ小さいサイズから試乗して、必要なら上げる。

STEP 3|使い方で微調整

  • アウトドア頻度が高い → OVERTRAILやAWD重視(GX/LX系、NX/RXのAWDやオフ志向グレード)。Lexus+3Lexus+3Lexus+3
  • 都市中心&渋滞多め → 静粛・乗り心地・運転支援を重視(RX/ES/LS/LM)。Lexus+1
  • 走り味優先 → RC/RC F/LCなどクーペも検討。Lexus

迷ったときの“比較の軸”テンプレ(保存版)

走り・快適・実用のバランス表

比較軸何を見る?例(見るべきポイント)
静粛・乗り心地路面の継ぎ目・高速の風切り音RX/ES/LS/LMは強い。座面の柔らかさと体幹サポートの両立もチェック。Lexus+1
積載・後席チャイルドシート装着、ベビーカー出し入れ開口部の高さ・奥行、フロア段差の有無。NX/RXは家族用途で評価しやすい。Lexus+1
運転のしやすさ目線の高さ・見切り・最小回転半径LBX/UXは都心での“疲れにくさ”が武器。Lexus+1
悪路・雪道駆動制御・車高・走行モードGX/LXのオフロード機能、“OVERTRAIL”装備の中身を把握。Lexus+1
電動の親和性充電頻度・通勤距離BEV(RZ/UX300e)はインフラ、PHEV(NX/RX)は“充電できる時はする”運用でOK。Lexus+2Lexus+2

ラインナップの最新トピック(日本)

  • UXはHEV専用化:現行UXは全パッケージがハイブリッド化。コンパクトSUVの中でも“上質な電動日常”を狙う人に刺さる流れ。Lexus
  • LXにハイブリッド(LX700h)追加フラッグシップに電動化が導入され、用途に応じた選びがしやすくなりました。Lexus
  • ISは販売終了の案内:2025年9月での販売終了が告知され、セダン領域はES/LSが軸に。Lexus
  • GXが日本導入:本格オフローダーの“プレミアム版”という新しい選択肢が整いました。Lexus

まとめ:あなたに合う「3台」を今日決める

  1. 電動化タイプを決める(BEV/PHEV/HEV/ガソリン)。
  2. サイズ上限を決める(駐車・生活道路・家族・荷物)。
  3. 使い方で微調整(都市中心/長距離/オフロード/後席重視/走り味)。

この3ステップで、きっとあなたに合う3台まで絞り込めます。レクサスの「種類の多さ」は、あなたの生活をピンポイントで豊かにするための“余白”です。

この記事が最高の1台に出会える手助けになれば幸いです。

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